ユーティリティー

ユーティリティーは直訳すると「役立つ」「有用な」という意味です。
一般的にはキッチン、洗濯機設置場所などの横に家事作業をするような空間として設けているスペース(家事室)を指します。
 

【 不動産鑑定士の眼 】

ユーティリティーは、たとえば洗濯物を干したりアイロンをかけるなどの家事を行うための空間ですので、生活利便性を意識した造りになっていることがわかります。
このような空間が準備されている物件は部屋全体にも気配りされていることが多く、住み心地も良い傾向にあるようです。
建物の価値は、単に木材や設備の良し悪しのみならず、間取りや動線といった造りの良し悪しも影響します。
どんなに良い材質を使っていても、使い勝手の悪い家はいりませんよね?
この点において、ユーティリティーが適切に配置されている家は、「良い家」である可能性が高いといえます。 

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