カビ

カビとは微生物の一群のことであり、家の中で見られる代表的なカビとしては、アオカビ、コウジカビ、クロカビがあります。 
カビはアトピー性皮膚炎や喘息などのアレルギー性病気の原因になるほか、ダニのエサになるなど、いいことはありませんので、対処が必要です。
壁に生えたカビ
↑北側で日当たりも風通しも悪い和室の壁に生えたカビ(築35年の木造1階建家屋)

【 不動産鑑定士の眼 】 

カビは風呂場やキッチン、トイレ等の水回りにだけ発生するとは限りません。
たとえば造り付けの収納は、階段下などのデッドスペースを利用していることが多いため、一般的に風通しが悪く、カビが発生しやすいというマイナス面があります。
また、風通しや日当たり、壁材や床材の材質によっては、あらゆる場所にカビが生える可能性があるため注意が必要です。
風通しも日当たりも悪い北側に和室がある場合、湿気がこもって壁全体にカビが生えやすいので、壁に防カビ剤を塗布する等の対策をとりましょう。
また、本棚の後ろやベッドの下など、ふだん目の届かない部分にもカビが生えないように、部屋の位置によっては家具の配置を工夫することをおすすめします。

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