壁厚(かべあつ)

壁の厚みのことをいいます。壁厚はその厚みによって遮音等級がことなり、厚みがあればあるほど等級は高くなります。コンクリート壁の場合、一般的に壁の厚さが150mmあれば標準的な遮音性が保てますが、最近のマンションは壁厚180mm程度を標準とし、200mm程度のマンションも特別ではなくなってきています。
壁圧の図

【 不動産鑑定士の眼 】

壁は基本的には厚い方が遮音性に優れるため、マンションにありがちな隣接住戸との騒音トラブルを防ぎやすくなります。
したがって、壁厚があるほど、不動産の価値は高まることになります。
壁厚については購入後ではどうすることもできませんので、設計図書や分譲パンフレットでの確認ができなかた場合には、分譲業者や仲介業者に確認するなどしておいた方がいいでしょう。

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