金物部分(かなものぶぶん)

窓等の手すり、バルコニーの留め具、ガス管支持金物、ドア枠、雨樋の留め具、物干し竿受けなど、建物に金物を使用した部分です。次のような箇所を注意してみましょう。
金物部分
 

 【 不動産鑑定士の眼 】

建物は時の経過により必ず劣化します。それゆえ、中古住宅の場合には劣化の程度を確認しなければいけません。
劣化の程度は施工の質により変わります。つまり、同じ部材だから同じ劣化の程度ということではないのです。
ちなみに、新築だからといって安心とは限りません。施工の質が悪いと、例えば接合部位の金物忘れなどがあるのが現実なのです。劣化の度合いによって不動産の価値(価格)が変わるのは言うまでもありません。

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