シックハウス症候群

建築材料などから発生する化学物質による室内空気汚染による健康障害のことです。
新築やリフォーム後の住居で、倦怠感、めまい、吐き気、頭痛、湿疹、呼吸器疾患などの症状があらわれることをいいます。
原因は、建材や家具に使用される接着剤や塗料に含まれる有機溶剤、木材の防腐剤、殺虫剤などで、ホルムアルデヒドやトルエン、キシレンなどのVOC(揮発性有機化合物)の関与が考えられています。
1990年代には患者数が増加し、原因が判明したことで社会問題となりました。2003年、改正建築基準法によるシックハウス対策が義務付けられています。

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