住宅)不動産診断で分かるトラブル事例

アドバイス
 

土地

<資産価値判定上の問題点>
・角地と思って購入したが、その後、対象地と側道との間に第三者の土地があることが判明した
・建売住宅購入の際に、建物設備ばかりに気をとられてしまい、土地の形状の悪さに気づかずにいたために、建物が古くなった際の不動産価値下落に驚いた
・敷地と道路の間にある溝が水路であり、未接道敷地だったことが判明した
・購入した土地が接道義務を満たす間口ではなく、建物が建てられなかった

<トラブルの元>
・隣地所有者と境界紛争が起こり、裁判沙汰になった
・隣地境界の確認を怠ったため、転売の際、購入したときよりも土地の面積が小さくなった
・越境されているブロック塀の支えが隣地所有物のため、取り除けなかった

<リスク>
・大雨が降り、裏の崖が崩れて、建物が土砂に埋まった
・駐車場が道路面よりも低かったため、豪雨時に雨水が流入した
・擁壁に欠陥があったのに気づかずに購入し、その後の集中豪雨で擁壁が崩壊した
・新築後1年で擁壁に10箇所のひび割れが発生した
・基礎にひびが入ったので調べてみると、土地がもともと谷に位置しており、軟弱地盤だったことがわかった
・住宅購入後、裏庭の土から穴が開いて水が湧き出るようになった

建物

<劣化・欠陥>
・外壁の一部にカビが発生するようになった
・現場チェックせずに中古住宅を購入したら、風呂場の外側の壁に湿気によるシミができていた
・新築1年半で、基礎のひび割れが目立つようになった
・中古の別荘を購入したが、実は、地盤が割れて床が傾いていた
・新築だったにもかかわらず、サッシの内側に無数の傷があり、入居後には塗装が剥げてきた
・新築住宅なのに、内壁のクロスがでこぼこしており、隅もきちんと合っていなかった
・新築住宅の引き渡しから2週間で、すべての階の床にポツポツと青カビが発生した
・入居後に天井から雨漏りが発生、その後も断続的に複数箇所で雨漏りが発生した
・築5年で雨漏り。補修してもらったが、完全に修理できておらず、シロアリまで発生した

<リスク>
・隣地のマンションの開放廊下に目隠しがされておらず、手すりを乗り越えたら自分の家に入り込むことができるので怖い
・木造3階建て住宅を購入したが、1階は玄関とガレージでほとんど壁がなく、2階にも間仕切りがないため、住宅全体が揺れている
・洗い場のタイルが濡れていて洗い場に入った瞬間滑ってお尻をついて転倒した
・幼児がベランダの柵の間から下を覗いていて転落した

<トラブルの元>
・バリアフリーとうたっているのに、手すりが邪魔してトイレまで車いすでいけなかった
・完全バリアフリー仕様をお願いしたが、玄関の土間部分と床面との段差が23cmもあった

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