間取り

一般には住宅における部屋の配置のことをいいます。居間、食堂、台所のほか、間取りを形成する部屋の種類は下記のように多種多様です。
図面と間取り図で食い違いがある場合には、設計図書通りできているかをチェックする工程で何らかの問題が発生した恐れがあります。細かい部分まで確認してみましょう。

「リビング(L)」
居間(Living room)

「ダイニング(D)」
食堂。ダイニングルーム(Dining room)

「キッチン(K)」
台所(Kitchen)

「サービスルーム(S)」
準備室(Service room)の意味合いを持ちます。
建築基準法上で定められた採光や換気の基準を満たしていない空間で、法上は居室として認められませんが、居室として使用するぶんには差し支えありません。「2LDK+S」などと表記されたり、間取り図の室名に「S」とだけ表示されたりします。実際には書斎や納戸、客間として使用されることが多いようです。

「デン(DEN)」
本来は英語で「巣」「洞穴」「子供たちの秘密の遊び場」を意味します。広さ・形に基準はなく、書斎など趣味を楽しむための隠れ家的な用途を持つ空間という意味で使用され、おおむね小部屋である場合が多いようです。

「ウォークインクロゼット(WIC)」
歩いて入っていけるだけの広さがある収納スペースのこと(Walk-in closet)です。主に衣類の収納用スペースで、納戸の一種です。

「ロフト」
屋根裏部屋を意味します。

「グルニエ」
 屋根裏部屋。ロフトと同義です。

「トランクルーム(TR)」
 マンションの共有部分、住戸の玄関脇や地下などに設置されている収納庫(Trunk room)を意味します。ゴルフバッグやスキー用具などを収納するのに便利なスペースです。間取り図では同じ意味のトランクスペース(trunk space)を略して「TS」と表記することもあります。

「メゾネット」
フランス語で 「小さな家」という意味。複層住戸のことで、1層の住戸である“フラット”に対する用語です。複層住戸とは、1つの住宅の内部に内階段が設置されて2層以上を立体的に使用する形式で、2階建ての一戸建てのように利用することができます。

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