集成材

数cmの厚さの板を接着剤で何層も張り合わせて、角材のように加工したものをいいます。
大断面の柱や梁、湾曲した化粧梁など、従来の製材にはなかったタイプもあります。
集成材
 

【 不動産鑑定士の眼 】

集成材には良い点も欠点もあります。
良い点としては、なんといっても価格が安いことと、強度が無垢材よりもあるといわれています。
一方、欠点としては、見た目が悪いこと、接着剤で貼り合わせているため剥がれたりする不安感や材質に対する不信感があるといった点が挙げられます。
建物の価値は、建築コスト、材質や施工の質、維持管理の状態といった要素で変わりますので、建築コストが低い集成材を使った建物は、基本的には無垢材を使った建物よりも価値は下がることになります。

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